火星の人


アンディ・ウィアー著
小野田和子 訳 早川書房 2023

昨年 2024年度 高校生向け読書感想課題図書 伊予原新 『宙わたる教室』、原作をもとにした、NHK火曜日午後10時から放映の番組もよかったです。

新宿の歌舞伎町近くの定時制高校に通う、生徒たち。
生徒の一人、立っていると目眩がするので、授業中は保健室にいる佳純が、読んでいた本が、本書『火星の人』でした。

宇宙船で火星に着陸しようとして、事故のため 失敗。
たった一人 火星に取り残されたのが、マーク・ワトニー。

そのマーク・ワトニーを救おうとする顛末が、本書の内容です。

佳純が、ノートに書き付ける、ログエントリー ソル 40。 これ なんだべ?

ということで、私も読みたくなリました。

いや 面白いのなんの。
佳純ちゃん ありがとう。

火星に置き去りにされたワトニーが、書き付ける日数
火星で何日目、今 自分がどんな作業をしたか ログ として、記録するんですね。

地球にいるNASA, 火星に置き去りにした宇宙船のクルー、
中国の宇宙船 、そして 全地球人が、ワトニーの救出を固唾を呑んで見守ります。

最後のワトニーのセリフ
よかったです。

僕を生かすためにかかったコストは、何億ドルにもなるはずだ。バカな植物学者を救うために。・・・ほんとうのところは、人間は誰でも互いに助け合うのが基本であり本能であるからだと思う。・・・
めっちゃ クールだろ?
・・・
地球に戻るまであと211日かかるし、どうやらぼくは、汗がしみたソックスにスカンクがクソをひっかけた臭いがするらしい。
今日は人生最良の日だ。

この明るさ。仲間に囲まれた安定感。

『宙わたる教室』の佳純が
夢中で読んだわけですね。
『火星の人』は、『宙わたる教室』の重要な伏線の1つとなりました。